生命科学領域の若手研究者ならびに大学院医学教育部、大学院薬学教育部の学生を、海外の研究機関に派遣して国際的な共同研究を推進するとともに、海外の研究者との連携を深め、さらに海外の研究環境の良い所を修得させることにより、熊本大学における生命科学研究の国際的な発展に資することを目的とする。
 日本学術振興会(平成22年1月29日採択)若手研究者海外派遣事業・ 組織的な若手研究者等海外派遣プログラム
3.本件に関する問合先:研究支援担当 096-373-5657
 1.派遣対象
(1) 大学院医学教育部に在籍する大学院修士課程および大学院博士課程の大学 
  院生、ならびに大学院薬学教育部に在籍する大学院博士前期過程および大学
  院博士後期過程の大学院生。なお本事業の趣旨に合致すれば、研究生も申請
  できる。

(2) 医学系および薬学系の生命科学研究部、発生医学研究所、エイズ学研究セン
  ター、生命資源研究・支援センター、医学部附属病院、あるいは上記の部局と
  関連した大学院先導機構に所属する、原則として42才以下(派遣出発年度の
  4月1日における年齢)のポスドク1)、医員2)、助教、講師(特任教員も含む)およ
  び、これらに相当する職に従事する者(以下、若手研究者と呼ぶ)なお本事業の
  趣旨に合致すれば、医学教育部の研究員ならびに同研究員に相当する身分を
  有し薬学系・生命科学研究部に所属する者も申請できる。

1)ポスドクに関しては、雇用されている事業によっては派遣できない場合があるの
 で、事前に事業主に問い合わせること。2)医員の派遣の可否については、特に派
 遣中の雇用契約について、事前に十分に病院事務に確認を取ること。
 2.支援対象活動、派遣期間および採択件数 平成22年3月3日以降に出発し、平成25年3月2日までに帰国する下記の海外派遣
を支援する。なおこの期間の派遣であれば、年および年度を、またいだ派遣も可能
である。
 
 1)RL:若手研究者による、60日間程度の海外における研究活動
 2)RS:大学院学生および若手研究者による、およそ8日間以内の海外派遣を伴う
     研究活動
 3)RA:大学院学生および若手研究者による、およそ4日間以内のアジア地区へ
     の海外派遣を伴う研究活動
 4)MI: 大学院学生および若手研究者による、およそ8日間以内の海外派遣を伴う
     国際学術集会での発表
 5)MA:大学院学生および若手研究者による、およそ4日間以内のアジア地区へ
     の海外派遣を伴う国際学術集会での発表

 3年間における採択予定件数は、RLでは24件、RAおよびMAでは合計50件、
 RSおよびMIでは合計60件を、おおよその目安とする。 
 3.支援経費 渡航費および滞在費 
2.事業内容
 
 平成24年度・第4期追加「若手研究者等海外派遣プログラム」の
 募集について


 標記プログラムの派遣希望者を若干名追加で募集いたします。予算に若干の余裕がありますので、下記対象者(2)の方も応募を受け付けます。尚、本プログラムは平成25年3月2日をもって終了いたします

 対象者:(1)これから海外共同研究/国際学会発表(筆頭演者に限る)に参加予定の方 
         で平成25年3月2日までに帰熊される方
      (2)平成24年度に私費で海外共同研究/国際学会発表(筆頭演者に限る)を
         行われた方。
      なお、選考に際しては、(2)より(1)を優先いたします。


 対象区分:4日間程度のアジア短期派遣 ( RA, MA ) ・・・・・・若干名
        8日間程度の海外派遣( RS, M I )・・・・・・・・・・・・若干名

        ※RL(60日間程度の海外共同研究)派遣につきましては、
         すでに募集を終了しております。
         

 提出期限:平成25年1月7日(月)15時まで

 提出場所:生命科学系事務ユニット 研究支援担当(基礎医学研究棟1階)

 申請書には、分野代表者の印または署名を忘れないように、お願いいたします。

 募集要項と申請書類は、以下をご覧ください。

   ・平成24年度・第4期(12月〜3月出発)募集要項(PDF)
   ・旅費・滞在費の支給について(PDF)
   ・RL申請書(Word)
   ・RA/RS申請書(Word)
   ・MA/MI申請書(Word)
【留意事項】
 ※対象者(2)については、募集要項に記載の提出書類の他に、以下を提出可能な方のみ
  ご応募いただけます。
   ・航空券の明細書、領収書(原紙)、半券(原紙)
   ・日程表、成果報告書(様式有)
   ・学会プログラムの写し
   ・学会参加証(可能であれば)

 ※4日間程度のアジア短期派遣(共同研究打合せ(RA)、国際学会発表(MA))については、
  採択回数に制限を設けず、1年間の間に複数回の派遣に採択されることも可能としております。
  大学院学生の採択の可能性も高いので、奮って御応募ください。

 ※アジア地区であっても、派遣日数が7日間など長い場合には、RS/MI(8日間程度の海外
  派遣)として審査いたします。

 ※RS, MIにつきましては、採択されていない分野、採択回数の少ない分野からの申請者を優先い  たします。あらかじめ各分野にて応募者の数を調整くださいますように、お願いを申し上げます。
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 また、本海外派遣プログラムに申請いただき不採択となった大学院医学教育部博士課程学生の中から若干名を、中期目標達成経費「臨床・基礎・社会医学一体型先端教育の実践」により支援することを申し添えます。
※「臨床・基礎・社会医学一体型先端教育の実践」担当(採択通知、支給):医学事務チーム教務 担当(内線5029)
●本事業は平成25年3月2日で終了します。
●平成25年3月11日(月)、奥窪記念ホール(基礎医学研究棟東側)にて、平成22〜24年度JSPS組織的な若手研究者等海外派遣プログラム「若手生命科学研究者による国際共同研究拠点を目指した海外派遣プログラム」海外共同研究派遣(RL)報告会を開催します。(主催:若手海外派遣事業・運営委員会)詳細はこちらをご覧ください。http://www.medphas.kumamoto-u.ac.jp/topics/index.html

「組織的な若手研究者等海外派遣プログラム」事業趣旨:
「組織的な若手研究者等海外派遣プログラム」では、我が国の大学等学術研究機関、国公立試験研究機関等が、我が国の若手研究者等(学部学生、大学院生、ポスドク、助手、助教、講師及びこれらに相当する職の者)を対象に、海外の研究機関や研究対象地域において研究を行う機会を組織的に提供する事業に対して助成することにより、我が国の将来を担う国際的視野に富む有能な研究者を養成することを目指します。
1.目的
熊本大学採択事業
「若手生命科学研究者による国際共同研究拠点形成を目指した
海外派遣計画」の概要