細胞病理学講座 戻る

Department of Cell Pathology

部 門 総合医薬科学部門
分 野 代謝・循環医学分野
ホームページ http://srv02.medic.kumamoto-u.ac.jp/dept/patho2/patho2.html



准教授 菰原 義弘
ycomo(アットマーク)kumamoto-u.ac.jp
講師 藤原 章雄
fuji-y@kumamoto-u.ac.jp
助教 大西 紘二
kjoh(アットマーク)kumamoto-u.ac.jp
研究テーマ
【研究プロジェクト名および概要】
  1. マクロファージの分化、増殖ならびに活性化に関する細胞学的研究
    1. 単球・マクロファージの分化抗原の発現とその機能に関する分子生物学的解析
    2. 腫瘍関連マクロファージ(TAM)の分化誘導因子と腫瘍増殖制御の免疫学的検討
  2. クラスAスカベンジャー受容体(SR-A)の役割と病態への関与
    1. 破骨細胞分化におけるスカベンジャー受容体の役割
    2. 細胞内シグナル伝達経路解析によるSR-Aの炎症反応制御作用の解明
    3. 腫瘍関連マクロファージ(TAM)の腫瘍増殖制御におけるSR-Aの役割
  3. オルガネラレベルにおけるマクロファージ細胞機能調節機構の解明
    1. ACAT1陽性後期エンドゾーム誘導を用いたC型Niemann-Pick病治療戦略の探求
    2. コレステロール分子によるマクロファージ異物貪食機能制御の分子細胞生物学的解析
  4. 天然物由来各種化合物の有するマクロファージ制御作用の解明
  5. 生検・外科切除標本、剖検症例を用いた外科病理学的症例検討


[拡 大]
 マクロファージは、病原体や外来の異物を貪食し自然免疫の担い 手として活躍するだけでなく、発生段階における組織のリモデリング や特異免疫の成立にも重要な役割を果たしています。さらに種々の生理活性物質の産生を通して、様々な疾患の病変形成に深く関わっています。私どもは、種々の炎症性疾患や粥状硬化症ならびに腫瘍の増殖や転移におけるマクロファージの役割を明らかにするため、スカベンジャー受容体をはじめとする機能分子に注目して、病理学的解析を加えています。
 While macrophages play an important role in scavenging microorganisms and foreign materials, they are actively involved in the tissue remodeling during the organ development and establishment of acquired immunity. They also are deeply involved in the process of many kinds of diseases by producing various bioactive molecules. 0ur department focuses on the various functional molecules such as scavenger receptors to disclose their roles in various pathological conditions including inflammatory diseases, atherosclerosis and cancer.