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細胞機能分子解析学講座 戻る
Department of Molecular Cell Function
部 門 先端生命医療科学部門
分 野 分子機能薬学分野



   
研究テーマ
【研究プロジェクト名および概要】
  1. 生活習慣病の病態メカニズムと新規治療薬の開発
    1. 脂肪細胞の新規スカベンジ機能と脂質代謝調節
    2. 新規ACAT阻害薬の開発
  2. 神経変性疾患の分子機構と制御物質の開発
    1. β-アミロイドの新しいクリアランス機構と制御物質の開発
    2. アルツハイマー病とコレステロール代謝の相関
    3. 脳虚血による神経細胞死と新しい保護薬の開発
    4. ミクログリアマーカー認識ツールの開発
  3. 酸化ストレスと疾患:基礎と応用
    1. 酸化ストレスによるミクログリア細胞死の新しい分子機構の解析
    2. 神経細胞、ミクログリアの細胞死と抗酸化物質の保護効果
    3. 新しい機構による細胞死抑制のメカニズム
  4. Phage display 法による新規ペプチドリガンドの探索と応用
    1. 白血病細胞に結合するペプチドとその受容体分子の同定
    2. アポトーシス誘導ペプチドを用いた白血病の分子標的治療法の開発
  5. イオンチャンネル、トランスポーターの精密構造解析と創薬への応用
    1. L型CaチャンネルのCa拮抗薬結合部位の高次構造解析
    2. 生物有機化学的手法による薬物トランスポーターの基質認識部位の解析


[拡 大]
神経細胞の生命とミクログリアの役割
Neuronal death and role of microglia.
(1) 糖尿病、肥満、動脈硬化など代表的な生活習慣病、 (2) 孤発性アルツハイマー病、 (3) 脳梗塞の罹患率・死亡率が年々増加しており、その病態解明と治療法・治療薬の開発は大きな課題である。老化や酸化ストレスが引き金と考えられるこのような現代的疾患について、我々は、その病態の発症・増悪の分子機構解析と、その機構を制御する物質の開発(分子標的創薬)をめざし、上記疾患(番号)に対応した以下の研究を行っている。
  1. 新たに見出した脂肪細胞機能とアディポサイトカイン放出調節
  2. β-アミロイドの新しいクリアランス機構と制御物質の開発。酸化ストレスによる神経細胞死とミクログリアの役割
  3. 脳虚血による神経細胞死と新規保護薬の開発
  4. Phage display法による新規ペプチドリガンドの探索と応用

(1) Common diseases (diabetes, obesity and atherosclerosis), (2) sporadic Alzheimer’s disease and (3) brain infarction have been increasing in the modern world and therefore, elucidating their pathophysiological mechanisms and developing therapeutics are urgently inquired. To approach them, we do the researches as follows:
  1. Novel phagocytic activity in adipocytes and the relevant modulation of adipocytokines’ production;
  2. New mechanisms of -amyloid clearance and developing the regulatory compounds, and microglial protection from neuronal apoptosis induced by oxidative stress;
  3. Neuronal injury by brain ischemia and development of novel protecting agents;
  4. Discovery of novel peptide ligands for the common disease-related molecules by phage display.