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献体について
    「献体」とは
    献体によって行われる「人体解剖とは」

    その他の人体解剖

「献体」とは


 医学・歯学の大学における解剖学の教育・研究に役立たせるため、自分の遺体を無条件・無報酬で提供することをいいます。

「自分の死後、遺体を医学・歯学の教育と研究のために役立てたい」とこころざした人が、生前から献体したい大学またはこれに関連した団体に名前を登録しておき、亡くなられた時、遺族あるいは関係者がその遺志にしたがって遺体を大学に提供することによって、はじめて献体が実行されることになります。

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献体によって行われる「人体解剖」とは

正常解剖(系統解剖)

 白菊会が直接関係いたしております解剖で、身体の構造や仕組みを勉強するために行い、医学教育や医師養成の基礎となるものです。この解剖学実習は凡そ4ヶ月かかります。
 正常解剖の目的が、人体の構造や仕組みを研究するためで、病理解剖のように病気の原因などをしらべることは原則的にはできません。

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その他の人体解剖(献体によって行われるものではありません)

病理解剖
 死因や病気の経過などを探求するために行われる解剖で、死後あまり時間の経たないうちに、病理解剖医によって行われます。通常数時間で終り、ご遺体は元に復して返還されます。

法医解剖
 司法解剖と行政解剖(承諾解剖)があり、前者は死因、受傷機転、死後経過時間の究明、後者は突然死などの死因を明らかにするために、法医解剖医によって行われます。解剖は数時間で終り、ご遺体は元に復して返還されます。

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