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北里柴三郎記念イヤー2024記念講演会が開催されました

 令和6年3月31日(日)に熊本城ホールシビックホールにおいて、熊本大学医学部同窓会(熊杏会)主催、熊本大学医学部共催により「北里柴三郎記念イヤー2024 記念講演会」が開催されました。

 まず、遠藤文夫熊杏会会長から開会のご挨拶があり、次いで小川久雄熊本大学長より祝辞が述べられました。続いて、松本吉郎日本医師会長よりビデオメッセージにて祝辞が送られました。

 講演1では、北里大学名誉教授・北里柴三郎記念会理事長の檀原宏文氏から「北里柴三郎の歩いた道をたどる旅-北里柴三郎がとった危機の乗り切り方-」と題し、北里博士が危機に直面した時どのように考え危機を克服したのか、多くの資料を示しながら解説いただきました。

 講演2では、「ドンネルの男」の著者で作家の山崎光夫氏から「北里柴三郎・日本細菌学の父-『終始一貫』の人生と業績-」と題し、東京医学校時代の牛乳会社でのアルバイトにまつわる話など、北里博士のエピソードを中心にご講演いただきました。

 閉会に際して、肥後医育振興会の松下修三理事長からご挨拶があり、熊本県内外から約500名の参加があった本講演会は、大変盛況のうちに終了しました。

       祝辞を述べる小川久雄学長          松本吉郎日本医師会長からのビデオメッセージ
          講演する檀原宏文氏                    講演する山崎光夫氏

 また、講演会終了後は、ホテルキャッスルに会場を移し、北里柴三郎先生顕彰記念祝賀会が開催されました。来賓の方々をはじめ、小川学長、本学名誉教授、現役教授、熊杏会会員など多数の参加があり、会場では北里博士のご功績や新千円札の肖像となることを祝う声が聞かれました。

小川学長を囲み祝賀会での記念写真

 

 
 

 

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