2025年12月5日にくすのきテラス3階大会議室にて、臨床実習に進む4年生【臨床実習生(医学)※】102名を対象に、医学科白衣授与式を挙行しました。
白衣授与式は、臨床実習の開始にあたり、医師や医療従事者としての自覚と責任、高い志を持つことを促すために実施している式典であり、熊本大学医学部医学科においては入学式、卒業式に次ぐ重要な行事として位置づけられています。
白衣授与式では、医学部長、医学科長、大学病院長から臨床実習に進むに当たっての心構えを説かれ、学生代表により、「より実践的な臨床知識を身につけ、医師に必要な責任感、職業的な技能、思考法、態度を、自らの実践の中で学んでいくことを決意します。」との決意表明がなされました。
その後、診療科ごとのブースを設けて、学生と教員との懇談会を開催しました。学生は複数のブースを回りながら、先輩医師に不安や気になることを相談し、大変有意義な懇談の場となりました。
※「臨床実習生(医学)」とは、医療系大学間共用試験(全国共通試験)であるコンピュータ客観試験(CBT)と客観的臨床能力試験(OSCE)に合格することにより、臨床実習を開始する前に備えておくべき知識・技能・態度を身につけていることが認められた医学生のことであり、2023 年度に医師法第 17 条が改定されたことに伴い「スチューデント・ドクター」から名称が変更となりました。
(画像1:参加者全員の集合写真)
(画像2:CBT成績優秀者の集合写真)
(画像3:学生と医学教員との懇談会)