スタッフ
| 教授 | 折田 頼尚 |
|---|---|
| 講師 | 村上 大造 |
| 講師 | 宮丸 悟（大学病院所属） |
| 講師 | 伊勢 桃子（大学病院所属） |
| 助教 | 西本 康兵 |
| 助教 | 竹田 大樹 |
研究テーマ
【研究プロジェクト名および概要】
- 喉頭科学
- 脱神経された喉頭の神経再支配
- 片側麻痺喉頭に対する新しい音声外科治療の開発
- 片側麻痺喉頭の画像解析
- 新しい発声機能検査法の開発
- 運動障害性嚥下機能の診断と治療
- 聴覚と内耳情報伝達
- 人工内耳埋め込み術後の聴覚機能
- 神経成長因子を用いた顔面神経の再生に関する研究
- ES細胞を用いた蝸牛有毛細胞の再生
- 鼻科学
- 鼻副鼻腔外科に関する臨床研究
- 鼻茸発生における炎症細胞動員機構
- 再建外科
- 軟骨を用いたTissue engineeringに関する研究
耳鼻咽喉科・頭頸部外科は耳、鼻、喉頭、頭頸部癌、甲状腺、頭蓋底、形成外科領域まで広い範囲を扱っている。機能的には聴覚、平衡覚、嗅覚、味覚などの感覚器の障害、鼻腔から気管へ至る呼吸道の疾患、口腔、咽頭、食道の重要な働きである咀嚼、嚥下機能、コミュニケーションとして重要な音声、言語機能まで扱う幅広い学問である。また、新生児から老人までの多くの疾患を扱っている。研究分野としては、頭頸部癌領域における癌化のプロセスや遺伝子解析による病態の解明、新規診断法の開発、聴覚分野では内耳有毛細胞の再生、更に嚥下や音声機能改善を目指した研究を行っている。
左図は色素を含んだヒト由来幹細胞を胎生期内耳に移植を行った写真と、右図はヒト由来肺癌細胞株を免疫不全マウスに移植した写真で、潜在的ながん遺伝子のひとつであるYAPをノックアウト（KO）した郡では腫瘍のサイズが小さくなっています。
The left photograph shows a mouse embryo with labelled human stem cells injected in the otocyst, and the right picture shows immune-deficient mice (mock and YAP KO) with human-derived lung cancer cells transplanted in the abdomen.
Our department is composed of otology, rhinology, laryngology, head and neck surgery, thyroidology, skull base surgery, plastic and reconstructive surgery. These field consist of hearing function, vestibular function, smell and taste, upper airway function from nose to trachea and swallowing function from oral cavity to esophagus, and the age of patients are infant to the aged. Our research varies from clarification of the process and the mechanism of head and neck cancer, development of new diagnostic methods, regeneration of the cochlear hair cells, to swallowing and voice function.