2024年8月1日付けで横井秀基教授が腎臓内科学講座の教授に就任し、辞令交付式を執り行いました。
横井秀基教授(京都大学医学部卒、同大学院修了)は、初期臨床研修後に京都大学医学部臨床病態医科学(第二内科)へ入局され、中尾一和教授の下で、診療、研究、教育の研鑽を積まれました。その後、講座再編に伴い腎臓内科学(柳田素子教授)において助教、講師、准教授を務められ、この度、令和6年8月1日付けで熊本大学大学院生命科学研究部腎臓内科学講座教授にご就任されました。
研究としては、ナトリウム利尿ペプチドやconnective tissue growth factor (CTGF)などの腎生理及び腎病態での機能解明など、一貫して腎臓病の病態解明に挑んでおられます。診療においては、腎臓専門医、透析専門医に加え、血漿交換専門医、糖尿病専門医、高血圧専門医、総合内科専門医として広い視野で腎臓病の診療に取り組んでおられます。初代 冨田公夫先生、第二代 向山政志先生が築かれました腎臓内科学講座をさらに発展していただくことを期待します。
医学部長/大学院生命科学研究部長 尾池雄一
辞令交付式の様子(左から尾池雄一医学部長/研究部長、横井秀基教授)