2026年10月1日付けで、伊藤孝司先生が小児外科学・移植外科学講座の教授に就任され、辞令交付式を執り行いました。
伊藤教授は1998年に島根医科大学を卒業後、2004年より京都大学移植外科に入局されました。2024年より准教授に就任され、京都大学移植外科において、長年にわたり移植医療の中心的な役割を担ってこられました。これまで、成人肝移植に加え、小児肝移植や、小腸・膵臓・腎臓などの多臓器同時移植、複合的移植医療にも豊富な経験を有し、高難度移植医療に関する実績が評価されております。
研究面では、移植免疫を中心とした基礎研究から、動物実験、臨床への橋渡し研究まで幅広く取り組まれており、英文原著論文を103編発表され、競争的資金も複数獲得されています。また、日本外科学会認定医・専門医、日本消化器外科学会専門医・指導医、日本移植学会移植認定医、日本肝胆膵外科学会高度技能専門医の資格を有されています。
教育面では、大学院生の学位指導や若手外科医の教育に精力的に携わってこられました。さらに、厚生労働省での法案作成に関わった経験もお持ちです。
本学においては、京都大学との連携を強化し、生体肝移植移植の早期再開と西日本における多臓器同時移植の拠点を目指し、移植医療および小児外科医療の発展に取り組まれることが期待されます。
伊藤教授の就任を心より歓迎申し上げますとともに、その豊富な経験とリーダーシップのもと、本学の移植外科および小児外科の医療・教育・研究が一層発展することを大いに期待しております。
医学部長/大学院生命科学研究部長 尾池雄一
