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東海大学・熊本大学連携シンポジウムが実施されました

 令和8年2月3日に、「東海大学・熊本大学連携シンポジウム」を熊本大学病院くすのきテラス3階大会議室にて開催しました。

本シンポジウムは両大学が持ち回りで行っており、第5回となる今回は本学が会場となりました。

 東海大学からは、渡辺雅彦医学部付属病院長をはじめ、森正樹教授、渡辺恒二教授、佐藤正人教授、熊本キャンパス・阿蘇くまもと臨空キャンパスにある総合農学研究所の荒木朋洋教授が来学し、ほか多数の研究者や大学院生がオンラインで参加しました。本学からは、生命科学研究部の尾池雄一研究部長をはじめ、押海裕之教授、坂上拓郎教授、中村公俊教授、安永純一朗教授、田中靖人教授、澤智裕教授、窪田直人教授、その他多くの教職員及び学生が会場で参加しました。

 開会にあたり尾池研究部長は、「熊本大学にとって東海大学は、かつては、“近くて遠い東海大学”であったが、本シンポジウムを通じて研究交流を着実に深めてきた。今後はこれまで以上に連携を密に、国際的な研究競争の中でも他国に劣ることのないよう、両大学で一層研究に尽力していきたい。」と挨拶しました。

 続いて4人の先生方による講演が行われました。前半は基礎系研究として、本学の澤教授から「超硫黄による食細胞機能の制御」について、東海大学の渡辺恒二教授からは「腸管原虫赤痢アメーバ:体内における病原制御機構について」のご講演をいただきました。両大学教員による共同研究も多数紹介され、連携の強さがうかがえました。続く後半は、臨床系研究として、熊本大学の窪田教授から「2型糖尿病・肥満症の分子機構」について、東海大学の佐藤正人教授から「運動器再生医療の社会実装‐東海大学の取り組みと規制課題」について講演しました。多くの質疑が行われ、時間が足りなくなるほど活発な議論となりました。

 閉会の挨拶では、東海大学の渡辺雅彦病院長が「日本の研究力低下が指摘される中、国内外の連携が重要であり、本シンポジウムを継続することで一層の連携強化を図りたい。」と述べました。

 翌日には、東海大学のみなさまと熊本大学の施設を見学しました。昨年完成した「SOIL」や「D-Square」、先端半導体研究クリーンルームなどの半導体研究・教育施設を回り、施設・設備や研究に関する説明を受け、熊本大学の医学部以外の研究分野について知っていただく機会となりました。

 本学は、東海大学と更なる連携の強化を図り、研究の一層の発展を目指しており、今回のシンポジウムはその取り組みを具体化する有意義な場となりました。