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満屋裕明名誉教授が文化功労者に選出されました

本学の卒業生であり、長年にわたり本学で教鞭を執られた満屋 裕明(みつや ひろあき)名誉教授が、この度、2025年度文化功労者に選出されました。

文化功労者の制度は、我が国の文化の向上に、特に功績顕著な方々を顕彰するものです。昭和26年の制定以来、昨年度までに900名以上が顕彰されています。満屋先生は世界初となるエイズ治療薬の開発で中心的な役割を果たし、感染症学の分野で貢献したことが評価され、今回文化功労者として選出されたようです。

満屋名誉教授は、本学を卒業後、長年にわたり研究・臨床の道を究められ、その後、血液内科・膠原病内科の前身となる内科学第二講座にて教授を務められ、研究と人材育成にご尽力されました。現在も本学の名誉教授及び熊本大学病院総合臨床研究部特別招聘教授として、後進の指導と研究の推進に多大な貢献をされています。

文化功労者の顕彰式は11月4日に東京都内のホテルで開催されます。

満屋裕明名誉教授の今回の文化功労者選出は、先生ご自身の長年の献身的なご研究と努力が実を結んだものであります。本学は、満屋名誉教授が築き上げてこられた偉大な功績を礎に、引き続き感染症研究をはじめとする学術研究の発展に貢献してまいります。
満屋名誉教授のこれまでのご功績に改めて敬意を表するとともに、今後のさらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

 

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